2025年8月1日 / 最終更新日 : 2025年10月1日 nishimurawebsystemadm NEWS 文人華 「蘭皐」 『楚辞』の「離騒」に「歩余馬於蘭皐、馳椒丘且追焉止息」という箇所があります。馬を蘭が茂る水辺に歩ませて、山椒の生える丘で一休みするという意味です。『楚辞』の時代に蘭と呼ばれた植物は佩蘭であり、現代の藤袴の仲間だと考えられています。今回は盛花の形式で、この「離騒」の一場面である「蘭皐」を表現しました。