藤袴アベニューてらまち ゼスト御池展
2016年10月13日
主催;御所藤袴の会さま

万葉集や源氏物語にも登場する秋のお花、藤袴。
平安京の時代から人々に愛されてきた身近なお花は、近年の開発により絶滅危惧種に指定されるほど、その数を減らしてしまいました。
御所藤袴の会さんは京都古来の自生種を守り育て、まちの中での展示活動を行っておられます。
絶滅したと思われた藤袴が見つかった大原野では、現在育成のため、藤袴畑が作られています。一面良い香りがして、アサギマダラというめずらしい蝶々が、その香りに誘われてたくさん飛んでいました。

第2回目となる今回は、寺町通、下御霊神社、革堂、高瀬川一之舟入り、とたくさんの場所で展示されました。その中で、ゼスト御池で行われた開会式に合わせ、贅沢にも大原野で切らせていただいた原種の藤袴を使って、秋の草のワークショップをさせていただきました。
中京区長、京都市長もお越しくださいました。