梅小路公園 朱雀の花会

“庭”はかつて、すべての エンターテイメントが 行われた舞台でした――

 

平安貴族の遊びに、その名も美しい“曲水の宴”という催しがあります。水の流れのある庭園などでその流れのふちに出席者が座り、流れてくる盃が自分の前を通り過ぎるまでに詩歌を読み、盃の酒を飲んで次へ流していく、というものです。

その他上巳や七夕の節句などの雅宴も庭で行われました。ときには琴や琵琶などの演奏会も。秋には虫を放して、池に浮かぶ月を見て歌を詠んだに違いありません。

現代では静かに見て回るだけのように理解されてしまっていますが、“庭”が生まれた平安時代、人々はもっと“庭”を楽しんでいました。ただ眺めるだけではない。季節を感じて、表現して楽しむ。朱雀の庭で、本当の庭を、体験してみませんか?

朱雀ー七草の節句

朱雀の花会とは?
朱雀の庭には、他の京都の庭園のような歴史はありません。しかしだからこそ、眺めるだけではない、実際に庭に出て四季を感じ 遊ぶ、本来の日本の庭を皆様に楽しんでいただけるのではないか―。そんな考えからスタートしたプロジェクトです。

花いけ教室にてミニいけ花をいけた後、みんなで朱雀の庭に出て色々な場所に置いたり写真を撮って遊びます。 花いけ教室では、お花屋さんのようにたくさん用意された季節のお花の中から自由に組み合わせていただき、花いけ初心者の方やお子様でも簡単にいけられるお花用のスポンジを使いますので、どなたさまもお気軽にご参加ください。 案内人は、華道家・西村良子です。

 

<次回のご案内>
朱雀の花会 2018年第2回 “桃の節句”
3月23日(金)
19:00~21:30頃

幽玄な水辺に桃のお花を中心に、春のお花をいけたいと思います。初の夜開催。
参加費は晩御飯のちらし寿司付です。

参加費 4,000円
締め切り 3月18日まで
お問い合わせフォームまたはお電話でご連絡いただくか、下記URLのお申込みフォームをご利用ください。
http://www.kyoto-ga.jp/event/2017/11/11_0914.html

 

<七草の節句>
2018年第1回 1月6日(土) 13:00~
1月は七草の節句です。
平安時代の貴族たちが、まだ寒い冬の野に出て若菜摘みをしたという風習と、中国のその年の無病息災を祈って若菜を羹(かん=スープ)にして食したという風習が合わさってできた、現代でも七草粥として受け継がれている風習です。

朱雀の庭はすっかり冬枯れ。貴族たちが雪の中に春の息吹を探した景色をイメージして、柔らかい色の春のお花や葉っぱを籠にいけてみました。

 

紅葉の節句