第24回 2018年3月17日(土) “高瀬川沿いの新しい景色”
3月の京都木屋町花いけ部。

いよいよ立誠小学校の工事が始まり、校舎のすぐ南側に建ったプレハブ自治会館に、花いけ部もお引越しです。

通る人みんなに「なにこれー!?」と言われている、高瀬川に面して建った白い建物。一階は駐輪場とカフェ・TRAVELING COFFEになっております。
白くて、窓が多く中も明るく、気持ちの良い建物でたいへん喜んでおります。

花いけ部は工事が終わるまで、白いプレハブ自治会館でお花をいけて、変わらず高瀬川・木屋町通の景色を彩っていきたいと思います。来月は4月21日(土)。いよいよシーズンオン!川の中にお花を並べましょう!

 

第23回 2018年2月17日(土) “元・立誠小学校へ贈る花”
ちょうちょが飛び立とうとしている姿から「門出・旅立ち」という花言葉をもつスイートピーを使って、耐震工事前の最後の立誠小学校を彩りました。

「先生どーしよー!」という笑顔でできあがったお花は美しく、古くなったガラスの窓から射しこむ光は優しく、なんだか心温まる花いけ部でした。校舎は工事に入りますが、花いけ部はグラウンドに建てられたプレハブ自治館で変わらず第3土曜日です。みなさまよろしくお願いいたします!

 

第22回 2018年1月20日(土) “和室”
いつもは高瀬川や木屋町通にお花を並べている花いけ部ですが、今回初めて和室にお花を置いてみました。というのも、いつも花いけに使わせていただいている元・立誠小学校がいよいよ耐震補強工事に入るので、今回で立誠小学校を使えるのが最後かもしれないのです。(工事が終わるのは2~3年後くらい…)
というわけで、立誠小学校自慢の和室・自彊室(じきょうしつ)にお花を並べてみることにしました。
花いけも和室に合わせていけ花風に。

 

第21回 2017年12月16日(土) “コーク・ツリー”

12月の花いけ部は、クリスマスと縁の深いコカ・コーラの缶にお花をいけます。

本来の目的とは違うものを、別の用途に使うことを、“見立て”と言います。昔から日本では、雪を花に見立てたり、雨を涙に見立てたりして歌が詠まれてきました。千利休が瓢箪や竹を花入れに見立てたことは有名です。

だけどなんでも自由に使って“見立て”になるのかというとたぶんそうではなくて、そのアイテムの本来の意味やストーリーを知り、それをいかしながら別の用途に使うことで、初めて見立てになるのではないかと思うのです。

真っ赤なコーラの缶に赤・緑・白のお花をいけて木に吊るすと、木屋町通に一気にクリスマスがやってきました。

 

 

第20回 2017年11月18日(土) “落ち葉の錦”
すっかり秋色の木屋町通。高瀬川の中では赤・黄・緑の、錦色の落ち葉が華やかです。
今回は秋のまちに映えるような、さっぱりとした白い菊や寒さで深まった緑の葉っぱを合わせてみました。それだけでは季節感がないので、そこに少し、実物や秋色のお花をたして・・・。
高瀬川にたまった落ち葉の上に並べてみました。

 

第19回 2017年10月21日(土) ”秋の実”
今回は発表会のお花が展示中の高瀬川に、みんなでいけた小さなお花を並べてみました。
実は花いけ部を始めて約1年半、休まず月に1度開催させていただいておりますが、傘をささないといけないほどの雨に見舞われたのは初めてでした。「よりによって発表会もしてるのに~!」とはじめは悲しんでおりましたが、雨に濡れたお花というのも川の中で案外美しいし、傘をさしてでもできるんだ(強行とも言う)ということがわかり、今後の雨がこわくなくなりました。
お天気を気にしてたら川の中に花なんて並べられませんので、これからも雨をおそれずにまちをお花で彩っていきたいと思います。

第18回 2017年9月16日(土) ”バラ”
私も大好きなお花なのでだいたいいつもあるのですが、実はテーマにはしたことがなかったお花。いつもよりたくさんバラを用意したので、お部屋はとても良い香りがしました。今回ははじめての雨。残念でしたが、立誠小学校の校舎の中に吊るしてみると、ノスタルジックでとても素敵な雰囲気になりました。小学校ももうすぐ使えなくなるので、良い思い出ができました。学校工事期間中も花いけ部は変わらず続けさせていただきます。みなさまよろしくお願いいたします。

第17回 2017年8月19日(土) ”夏祭り”
今日の花いけ部は高瀬川夏祭りに便乗!
金魚を泳がせた器に、お盆らしいお花をいけました。いけたお花は運行中の高瀬舟へ。みんなで夏祭りを満喫しました。

 

第16回 2017年7月15日(土) ”七夕”
今回のテーマは七夕です。
7月に行われる七夕も祇園祭も、昔の人にとってどんなに水というもの尊く聖なるものであったか、現代に伝えてくれる行事です。なんとなくお花に目が向きがちな京都木屋町花いけ部ですが、今回は改めてお水というものに想いを馳せ、葉っぱの器にお花をのせ、夏の花いけを楽しみました。

 

第15回 2017年6月17日(土)
今年も6月はあじさいをテーマにしてみました。
雨でも外に置けるようにアクリルの器にしたのですが、快晴御礼!
アクリルケースは川に置くと見えなくなり、まるでお花を直接高瀬川にいけたような雰囲気に。案外やったことのなかったお花の一列置きは、とってもきれいに仕上がりました。

 

第14回 2017年5月20日(土)
5月は青竹の器に花菖蒲をいけました。夏を目前にして、新緑の下でとても気持ちの良い花いけ部でした。

 

第13回 2017年4月15日(土)
今回はちょうど桜が散りかかった頃で、川に桜の花びらが流れる様子を表した春の季語「花筏」にかけて、ミニ筏の上にピンクのお花をいけました。小雨の中、流れたり流れなかったりする「花筏」に大変盛り上がりました。