コスプレして大騒ぎ、と批判されつつあるハロウィン。
ヨーロッパ発祥のお祭りで、日本人が祝う必要なんてない?
でも、カボチャや魔女の黒や紫のデコレーションを見て
もう10月か、とたくさんの人が思うなら。

七夕も桃の節句も、もとはみんな外国のお祭りだった。
どこの国が発祥かじゃなくて、
大切なのは
季節を、みんなで、楽しむこと。
それは、京都というまちが 歴史と伝統を受け継ぐ中で、
何よりも大切にしてきたこと。


 

と、いうわけで、京都木屋町花いけ部~ハロウィンナイト~、敢行してしまいました。

いつもの花いけ部の要領で、みんなで集まってハロウィンのお花をいけて、高瀬川に飾ります。そして、木屋町に集うすべての人が気持ちよくハロウィンナイトを楽しめるように、中京署のみなさまとお掃除パトロールをするという イベントです。

いつも月に1度、土曜日の午前中に開催させていただいている花いけ部。ずっと思っていた「もっとたくさんの人に見てほしい」(木屋町の朝はやっぱり人が少ない)、「木屋町はやっぱり夜だよなぁ」が、9月のある日にひらめきに変わって、「ハロウィンナイト、できないかな!?」となりました。そこから中京署、京都市役所のみなさまにご相談してあっち行ったりこっち行ったり書類書いたり説明したりアマゾンでコスプレ衣装買ったりして、敢行してしまいました。楽しかった・・・!ご協力いただいた関係各課のみなさま、関係各課じゃないのにご協力いただいたみなさま、忙しい平日の夜に仮装してお花をいけにきてくださったみなさま、本当にありがとうございました。

ちょっとくらい騒いだって良いと思うんです、お祭りだから。でも木屋町のハロウィンは、季節感があってみんなが楽しめるものになってほしい。「さすが京都!」って、言われたい。

▶ミニ講義「季節という贈り物」