春ー細
桜
桜/バラ科/東アジア/3~4月

2018年3月24日(土) テーマ;桜
現代の日本人にもっとも馴染みのある桜・ソメイヨシノは切り花では流通しませんが、花がこぶりで可憐な彼岸桜や、華やかな八重桜、ソメイヨシノの親で花びらの姿がよく似ている大島桜など、たくさんの桜が手に入ります。今回は彼岸桜を盛花に、吉野桜を投げ入れにしてみました。

2019年3月9日(土) テーマ;桜
今年は暖かく、もう桜がほんのりふくらんできたので、さっそく桜のお花をいけました。力強い幹が魅力の啓翁桜(けいおうざくら)は投げ入れに、色も姿も繊細な彼岸桜はお生花に。
▶ミニ講義「風が吹いているみたい」


2019年4月13日(土) テーマ;紅吉野
桜は、2月に入るとじゅうぶんに出回ります。でもやっぱり旬は暖かくなってから。寒い時期に出回るのは啓翁桜や彼岸桜など、お花の小さいもので、暖かくなると八重桜など存在感のあるお花に枝ぶりもおもしろい種類がいろいろと出回ります。というわけでこの春は、桜が咲き始めたころに啓翁桜を、桜が散る頃に“紅吉野”を、それぞれいけてみました。やっぱり桜はみんな好きだし、好きなお花をいけられるのは楽しいですね。



こでまり
こでまり/バラ科/中国南東部/4月~5月

瑞々しい葉っぱに、てまりのような白いお花、そして何より枝垂れた姿が魅力の春のお花。
難しいけれどいけがいのあるお花。グリーンによく映える、赤いチューリップを合わせました。

 


 

花道部 チューリップ
チューリップ/ユリ科/西アジア/3~4月

2018年3月10日(土) テーマ;チューリップ
クリスマスにコカ・コーラのお話をするとアメリカの歴史がよくわかりますが、チューリップのお話をするとオランダの歴史がよくわかります。ミニ講義では、17世紀にオランダで起こった“チューリップ・バブル”のお話(チューリップの球根1つに、馬や家が買えるような値段がついたんだそうです)をさせていただきました。
くねくねと明るい方に伸びていくチューリップは、投入れに。軽やかな雪柳と合わせました。

 


 

桃とお雛様
桃/バラ科/中国/3~4月

2018年2月24日(土) テーマ;桃
桃の節句がもうすぐですので、みんなで桃のお花をいけました。旧暦3月の桃の節句は新暦の4月頃、本当に桃の花が見頃の時期です。外の木の桃はまだもう少し咲きませんが、お花屋さんでは2月中旬からもう手に入り、ちゃんと3月3日に飾れます。
生花と盛花に。
盛花では黄色い菜の花と合わせて、水盤にいけました。ブルーの水盤は、まるで青空が春の小川に映ったよう。花だけでなく、器によって変わる雰囲気を楽しむのも、日本ならではの感覚かな、と思いました。

2019年3月9日(土) テーマ;桃
まっすぐに伸びる桃の枝を、大胆にのびのびと投げ入れに。菜の花と桃は定番の組み合わせ。同じ時期に同じ場所に咲くので、日本らしい、春らしい、最高の取り合わせです。今回は優しい紫のスイートピーもプラスしてみました。

 


 

花道部 山茱萸
山茱萸 “さんしゅ”/ミズキ科/朝鮮半島、中国/3~4月

2018年2月10日 テーマ;早春の黄色い花
早春に出回る黄色いお花・山茱萸(さんしゅゆ)をみんなでいけました。まだ春と呼ぶには寒いこの季節に、山茱萸やれんぎょう、菜の花やラッパ水仙など、黄色い明るいお花が出回ります。清々しくお部屋に飾ると、春がもうすぐそこ。