ヒマワリ

ヒマワリ南港にて

2016年8月、大阪南港にて。倉庫のガレージに咲いていました。

 

キク科/7~9月/原産国;アメリカ大陸

広い平野にまっすぐに伸びる姿が美しいお花。

日本でも今ではすっかり夏の風物詩として定着していますが、もともとはアメリカ大陸のお花です。 紀元前からインディアンの人々に食用として重宝されていました。古代インカ帝国では”太陽の花”として崇められ、石造りの神殿に供花されたり、レリーフや女性の装身具のモチーフに使われました。16世紀コロンブスのアメリカ大陸発見によりスペインへ種が持ち帰られます。ダリアやコスモスを最初に栽培したことで有名な(すべてこの時にアメリカ大陸から持ち帰られたもの)マドリード植物園で栽培が開始されました。17世紀に入ってスペイン国外へ持ち出され、フランスやロシアにも広まります。「太陽王」と呼ばれたルイ14世の紋章はヒマワリでした。

その後中国を経て、日本にも江戸時代にやってきました。現在使われている「向日葵」はもともと中国語だそうです。「紫陽花」同様読めない人はいないほど定着しておりますが、日本語ではもともと「日廻り」と書いていたそうです。はじめは「丈菊」や「迎陽花」などと呼ばれていたそうですが、18世紀に入り「日廻り」や「向日葵(ひゅうがあおい)」などと呼ばれはじめ、いつの頃からか「向日葵(ひまわり)」となり、現代に伝えられました。

英語の”sun flower”をはじめ、フランス語では”Soleil”(太陽) スペイン語でも”girasol”(太陽)。「同じ花でも国や文化によってぜんぜん違った愛でられ方をしていますね」は、お花の説明をするときによく使う言い回しで、それは世界中のお花を手にすることができる現代忘れてはならないことだと思うのですが、ヒマワリはまさにその正反対。世界中まったく同じイメージで愛されているめずらしいお花です。


 

高瀬川花道部
2017年6月24日 ”ヒマワリ”の回
お水のがばっと見える器・水盤へのいけ方と、簡単なアレンジメント、お好きな方を選んでいただきみんなでいけました。


 

ヒマワリを使った夏のギフト

芯の茶色くない2種類のヒマワリを束ねたブーケ。まだ青いブルーベリーを合わせました。

芯の茶色くない2種類のヒマワリを束ねたブーケ。まだ青いブルーベリーを合わせました。

 

アレンジ 南仏風

フランス料理屋さんへ開店御祝。絵から出てきたような”ゴッホのヒマワリ”を中心に、ナチュラルな雰囲気のグリーンとブラックベリーを合わせました。