蓮 大覚寺にて


 

ハス科/7月~8月/インド、その周辺

蓮は「泥より出でて泥に染まらず」と言われ、仏教では特別なお花です。きれいな水だと花は小さくなってしまい、泥が深いほど大きく美しい花を咲かせるというから不思議です。
お盆の頃には切り花で出回りますが、切ってしまうとなかなか咲きません。花びらも空気に触れると黒くなってしまうため、8月になったら一度はどこかの池に見に行きたいお花です。濁った水面が大きくて鮮やかな緑の葉っぱと大輪の蓮の花で埋め尽くされている景色は圧巻です。しかも1年で一番暑い最中。昔の人が特別なものを感じたのがわかる気がします。


 

高瀬川花道部
2017年8月11日 お盆の回


京都木屋町花いけ部・遠足
2017年8月6日 大覚寺の回

今年は蓮が不作だそうで例年に比べるとかなりお花の数が少なかったのですが、それでも広い大沢池の周りをぐるりと歩くと結構咲いておりました。なんと大沢池は嵯峨天皇が作られた、日本で最古の人口の池だそうです。広い大覚寺にいると、現代の景色や音がせず、平安時代にタイムスリップしたかのようです。