中京警察署「おもてなし月間」

2017年05月10日

京都市の四条大宮上ル中京警察署さんにご依頼いただき、5月は「応接月間」という、府民をおもてなしする月間らしく、おもてなしについてのミニ講演&花いけワークショップを開催させていただきました。

華道の視点から、何か警察のみなさまのお役に立ちそうなおもてなしのヒントをお話させていただくということで、普段案外忘れがちなのですが、改めて花とおもてなしについて考えてみました。

今、「華道」というと「難しそう」「面倒くさそう」と思われる方が多いのではないかと思います。それは多分、華道が長さやきまりなどルールにばかりとらわれてしまい、花をいける本来の目的を忘れてしまっているからなのではないでしょうか。日本の歴史の中で、なぜお座敷に花をいけなければならなかったのか。その花は、厳格なまでに美しくなければならなかったのか。その答はとても簡単で、「お座敷にはお客様が来るから」です。見た目が「カワイイ」お花、アートとして自己表現をするお花、いろいろなお花がありますが、少なくとも私は、花は、見てくれる誰かのためにいけたいと思うし、そう思う人が日本に増えれば良いなと思います。そのお手伝いができるなら、こんなにうれしいことはありません。

と言いつつ、スクリーンより大きい手書きの表題をご用意していただき、会場に入ったら「起立!!礼!!着席!!」でお迎えしていただき、ワークショップが終了したらケーキ作りがご趣味という署員さんの手作りフルーツタルトをいただいて、私の方がもてなされてしまいました。

今日から一週間ほど、中京警察署には署員のみなさまが一生懸命いけられたお花が、受付に飾られています。もし行かれることがあれば(ないことを祈りますが)、ご覧ください。みなさん心をこめて、とても上手にいけてくださいました。

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